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6月8日 梅芸レベッカ マチネソワレ その2

4月に観たときは"わたし"が最初から強く思えて、ちょっと強すぎるかも…などと思っていたけれど、
今回はまったくそんな風に見えず、すんなりと"わたし"に感情移入できました。
マキシム瓶詰めの歌が短くなったのも影響あるかもしれません。
ちひろちゃんのお芝居が抑えたようになっていたのかな?
ちひろちゃんちょっと噛んでいたけれど、ソワレはビー姉さんも少しひょろっとしていた。
祐一郎さんも少々ひょろっとしていた。
みなさん少しお疲れかな?
でもそんなことはあまり気にならないほど、いい舞台でした。
マチネは全体的に丁寧だったのではないかな?

ダンヴァース夫人は、2人の個性が違いすぎてwink
シルビアさんがわたしに舞踏会のドレスを勧めるところなどは『軽蔑』だけれど、涼風さんは『敵意』かな?
涼風ダン夫人がファヴェルに「出て行って〜」と歌いだす曲では、お互いにどちらがレベッカに愛されていたかを言い合っているようにも思えて可笑しかった。張り合っているような、レベッカにとっては自分だけは他の人とは違う存在だといいあっているような…
シルビアさんとの時はそうは思わないんだよね〜
また、涼風さんの登場シーンでは、ライトが上からあたっているんだけど、空気の流れか、わたしの観た角度の影響か、ゆらゆらとダンヴァース夫人から妖気がたちのぼっているようにみえたcoldsweats01

ベンはいい感じになっていたと思う。
自然な感じなうえ、緊迫感のある場面でもついつい息をのんでみてしまうような感じ。
今回マキシムの告白のシーンのあとで、舞台を横切っていくベンをみていて、
『ベンは全てをみていた、全てを知っていた。』
などと考えていました。
レベッカの本性も、レベッカが死んだのも、そしてマキシムがわたしに告白したのも。
一番真実に近かったのはベンじゃないのかなと。
レベッカは、なんの利益も得られないのでベンの前では本性を隠す必要もなかっただろうし、気持ちの向くままいじめてていたんだろうな。きっといっしょにいたファヴェルも便乗していじめてたんだろうな。だからベンに肝心なときに証言してもらえないんだよ、などと妄想がむくむくと。

審問会のあとの緊迫したやりとりの密度が濃くなったと感じた。
めちゃめちゃ細かい感情が絡み合っていて、それぞれを追うのに必死。
ここの場面はホントに好き。マキシムはわたしと目で雄弁に語り合っているし、その視線はフランクとも絡む。マキシムが、わたしに万事窮すだ、とばかりにわかれを告げる一瞬の視線が好き。
ここのマキシムはかなり冷静です。最後に「名誉にかけて」と言うけれど、ここがファヴェルとは決定的に違うところ(つまり紳士)なんだろうな。この名誉はマキシムだけのものではなく彼が背負って来た、ド・ウインター家の名誉でもあるから、背負うものがない責任がない彼なら、とっとと逃げだすのでしょう。
自分のことを言われても、かっとならなかったマキシムが、「貴様ーっ」と声を荒げるのは、自分のことではなくファヴェルがわたしにからんだときだけ。
こんなところにもマキシムがわたしを想う気持ちが表れていていいな。

ここのフランクがまた細かく感情の揺れを表現していていい。
疑惑が芽生えて、確信して、でもマキシムを守ろうとする。
禅さんのフランクはこの流れがとてもわかりやすい。「専門は婦人科…」のまえの一瞬ためらう間など、間がとても多くを語っているとおもう。

スカッと歌い上げるという歌が少ないけれど、(とくにマキシム、そしてダン夫人は除く)ほんとうに面白いミュージカルだとわたしは思う。
明日は千秋楽。楽しみです。

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