篤姫第44回,45回
第44回
大奥を守ってみせると言う篤姫さまです。
その姿に『役目』という言葉が重なってじんとしたのでしたが、でも大奥の存在理由はもうないのでは…と思う心の声もあります。
理屈ではそう思っても、実際感情的にはじんとしてしまう…田渕さんマジックですね。
時代は刻々変化していき、日本を変えようとしているうねりと、大奥という閉鎖空間で暮らしている人たち。
その対比が興味深く思われました。
以前にも感じた事ですが、例えば井伊さまが暗殺される場面は大奥の平穏な行事との対比でした。
豪華絢爛な衣装を身にまとい、このまま平穏な大奥での暮らしを続けられるかと不安に思う人々。
実際その立場ならそう思っているでしょう。間違いなく。
でも立場を変えてみると違った光景が現れるのではないでしょうか?
第45回
篤姫の母上幸さま。
"篤姫は徳川の人間、そして私は島津家の人間です"ときっぱりと言う母上さまです。
"薩摩の女子には薩摩の女子の筋の通し方があります"
凛としていいきる母上様素敵です。
でも後で"あの子は薩摩に帰ってこないでしょう"と。
"それでも文を書かずにはいられなかった"と言う幸さま。
本当に公平です。そして、客観的に自分を顧みています。
この母上があったこそ、篤姫があったのだと説得力がありました。
ふと思ったのですが、篤姫や幸さまだけではなく、登場人物のキャラが充分たっているなと思います。
文を書いて欲しいと頼む帯刀も、それは出来ないと拒む幸さまも、薩摩に帰らないという篤姫さまも、滝川も、重野も、それぞれの立場だったらそう答えるんだろうなと納得のいく台詞です。
それぞれの立場によりそった受け答えが、そのときその時の見ている側の感情移入につながるんだろうなぁと感じました。
そして本日の久光さまです。
ほんとにちょっと。
そして、なんだか尻切れとんぼです。
これってご本人曰くの時間がなかったからなのでしょうか?
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