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レベッカ その6

千秋楽が近づいて、あちこちからまだまだ変わっている,良くなっているという声を聞くと観たいなぁ…と思いつつ残りの思いを書いてみたいと思います。 以前、同じ事象なのに、見る側によって映りかたが違うところがあるのが面白いと書いたのでその続きを少し。
例えば、1幕終わり仮装舞踏会。 わたしがレベッカの着た衣装を着て現れる場面。 わたしは何がおこったのかわからず、ただマキシムに怒鳴られてなにかとんでもない事をしたんだろうと思っている。 ダンバース夫人はしてやったりとばかりに勝ちどきをあげる。 舞踏会の客たちは、これは多分わたし目線でこう見えるということだろうけれど、レベッカ、レベッカと叫ぶ影になってわたしを追いつめる。 で、マキシムはどうか? わたしが階段上に姿を見せたときマキシムに見えたのは、同じ衣装を着けたレベッカではないでしょうか? 怒鳴ったのも、"忘れようとして、忘れられるかもしれないと希望を抱いたのに何故まだ現れるのか!"といういらだちが、怒鳴り声となって発せられたのではないでしょうか? マキシムはわたしに怒っているのではない、でも当然わたしは自分に怒っているのだと思う。 だからわたしは"知らなかったのよ、許して"と謝り、間違った結論、"あなたはレベッカを愛しすぎていたのね"にたどりつく。 怒鳴った後で、わたしに背を向けるマキシム。 これはわたしに対する拒絶ではなく、自分以外の世界に対する拒絶? マキシムは何も見ようとしていないし、聞こえてもいない、と。 その姿がそこだけ違う、周囲と隔絶した世界に見えました。 周りに誰も寄せ付けない空間を身にまとい、自らの内に問いかけて姿にいいしれぬ孤独を感じました。 白いドレスを着て舞踏会の準備をしているわたしが嬉しそうであった姿が思い出され、また舞踏会の始まりで楽しそうに談笑するマキシムの姿が思い出され、なんともつらくなりました。 観劇後日数がたっているので、記憶もだんだん薄れてきつつあります。 またどんどん進化している様子なのでだいぶんずれが生じているのではないかとも危惧しております。 あくまで、私が観た日の印象です。

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